お母さんからのお便り

平成24年4月
入園・優しさ・日常・初の授業参観

にいちゃん おだいじに

年少うさぎ組 花村友香代

 今日は朝早くから夕方まで一日中お世話になりますが、よろしくお願い致します。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 さて昨晩のこと、夕食を陸(理事長注:小学1年生)と志央理(理事長注:この春から年少さん)と私、3人で食べていたのですが、私が陸に「明日は手術で朝も昼もご飯食べられないから、しっかり食べておき」と言うと、志央理が「しおりも食べられへんの?」と言うので、「志央理は幼稚園へ行くから、しっかり食べて行かなあかんよー!」
また志央理が「なんで兄ちゃん食べられへんの?」と聞くので、「兄ちゃん、病院行くんよー」と答えると、「そっかあー。にいちゃん、おだいじに」と陸に声をかけたのです。
“あー、もうそんな風に言えるんだ!!”と、ちょっぴりビックリしてしまいました。
         入園して2週間、やっぱり安松っ子ですね!!
本当に嬉しく思いますし、志央理も安松幼稚園に通えてよかったなぁ と思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。


理事長注:
 陸さん手術もうまくいき、良かった良かった!!
手術という非常に個人に関することだったのですが、お母さんから気持ち良くH.P.掲載の許可を頂きました。

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平成24年5月
入園・優しさ・日常・初の授業参観

一ヶ月前までは見る事の出来なかったお兄ちゃんぶり
      ―― 幼稚園では皆優しいから嬉しいもん ――

年少うさぎ組 向井マヤ

いつもお世話になっております。
 この度は長いお休みで、先生方には大変ご心配をお掛けして申し訳ありません。
お陰様で兄弟共に元気になりました。(理事長注:よかったですね。ほっとしました(^.^))
有難うございます。
 こゝ数日の幼稚園を休んでいた期間の出来事で、日頃の先生方のご指導に、大変感謝することがあったので、お便りしました。
 今回は、弟が夜中に救急病院に行ったり、点滴やら検査などで大変だったのですが、救急の時にも眠い目を擦りながら、「悠ちゃん、お大事に。恒ちゃんが助けるからな」と言いながら、弟の頭を撫でたり、弟を心配して自分も泣きながら励ましたり……。
その姿に看護師の方も、「弟に痛い事してゴメンね。大丈夫よ。弟さん元気になるよ。」と励ましてくれるくらいでした。
 疲れた私にも、「ママ、ニコニコ!」と、ほっぺに手を当て気遣ってくれました。そんな息子に「ありがとう」と言うと、
「恒ちゃんが皆に優しくする、助ける。そしたら川口先生も上路先生も『向井さん凄いですね!先生嬉しい!』ニコニコしたら恒ちゃんもニコニコやろ! 凄いやろ! 安松幼稚園では、皆でお大事にとか優しくするねん。先生が良い事ですよ、嬉しいですよ 言うてた! 恒ちゃんも皆優しいから嬉しいもん! 元気百倍、恒ちゃんマンになるねん!!」
と、満面の笑顔で話していました。


 一ヶ月前までは見る事の出来なかったお兄ちゃんぶりに、親としては嬉しい反面、子育てが弟中心になって、誉める・抱き締めるを出来てなかったと、反省させられました。
人に優しく、礼儀をもった人に育つことを入園当初から願っていたので、嬉しかったです。


 今後も、幼稚園の教えと家庭生活とで成長していく息子に気付かされながら、親としても子供に恥ずかしく無いように成長していけたらと思います。
本当に先生方のご指導には感謝致します。
有難うございます。


理事長注:
 本当に嬉しいお便りでした。
子供は真似をする天才ですから、自分の周りに優しさがあふれていれば優しさを身に付け、「お大事に」とか「ありがとうございます」「どういたしまして」の言葉が飛び交っていれば、そういう人を気遣う会話力を身に付けていきます。
安松幼稚園の先生の人柄がにじみ出て、そういう環境を自然に育み、入園わずか一ヶ月で、恒太朗さんは優しさとはどういうものかを知り、気遣いの言葉を自然に言えるようになったのですね。
私はこういう環境を用意するのが、学校の責務だと思っています。
安松幼稚園の先生方にとっても、とても嬉しいお便りでした。

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平成24年4月
入園・優しさ・日常・初の授業参観

入園して僅か1ヶ月 全力を出してチャレンジする気持ちに変化
 ―― 心と体全体で褒めてくれる安松幼稚園の先生 ――

年少りす組 西 美鈴

岸本先生へ
 先日息子が通っているスイミングスクールの進級テストがありました。
進級テストは毎月あり、通い始めて5ヶ月ですが、初めて「絶対合格する」と勇ましく行き、笑顔で練習した成果を発揮することが出来て、無事「めだかのこ」に合格しました。
 「母ちゃん合格したよ!! めだかのこになったよ」「頑張って良かった」と満面の笑みで誇らしげに話してくる息子を見て、初めの頃は怖くて怖くて行きたくないと泣いていたことや、でも泣き落としは通じないと分かってからはしぶしぶ行くという感じで……今まで2回合格していますが、特に喜ぶでもなかったのに。
 ほんとに突然、「頑張る、早く行きたい」と言い、入園してまだ1ヶ月程なのに、すごく成長したような感じで、嬉しくて涙が出ました。


 私はホメベタで、今までは普通に「良かったね」と言うぐらいしか出来てなかったけど、今回は先生達の姿を思い出し「すごい、おめでとう!!頑張ったね。合格は優斗が負けずに頑張ってきたからもらえたんだよ。すごいね。ほんとにすごいね!!」と私なりに色んな言葉でホメて抱っこし、クシャクシャになるまで頭をなでました。
照れくさそうにでも自信に満ちた顔で笑ってた息子の顔を一生忘れることはないと思っていました。


 叱ることは簡単に出来ても、ホメるってすごく難しいですね。口だけでホメても互いの心に何も残らないし……
 「すごいね」と、心と体全体で褒めてくれる安松幼稚園の先生は本当にすごいと思いました。
これからも子供と一緒に勉強していきたいと思います。


 今までだと上手くいかないとすぐに投げ出してしまうような息子が、チャレンジする気持ちを持って全力を出してくれたことがあまりにも嬉しく聞いてもらいたくてペンを取らせて頂きました。
ありがとうございました。

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大きな変化に驚くばかり
 ―― 先生の引きつける力が素晴らしいんだなと ――

年少きりん組 清水礼美

 いつもお世話になっております。
金曜日に柊希から母の日のプレゼントをもらい大号泣しました。たまらなく嬉しくて感動して涙が止まりませんでした。
 教えて頂きながら、苦手なクレパスで一生懸命描いてくれたんだなと。柊希の気持ちがこもったお顔になっている様に思います。
 やっと柊希の中で、ニコニコ顔というのがどういう顔なのか、それを描くとどういう顔かが一本の線で繋がったのかなとも感じました。
 これからどんどん吸収し、表現できるようになってくれたらと思います。
宜しくお願い致します。


 先週は、隣席の○○さんのお話がよく出てきました。
「休んでた」「今日は来た」「鼻水出てた」等……
また「年長さんの△△くんが、来てくれたよ」と嬉しそうに話します。逆に一緒に帰れなかった日は、とても残念そうにしています。(理事長注:朝登園の時、年長さんが年少さんの手を引いて教室まで連れて行ってくれます。また帰りは、年少さんの教室まで迎えに行ってくれます。この様に身体を動かす経験でもって、自分より小さい幼い人には優しくするということを学んでいきます。ただ、時には年長さんに課外教室などあり、年少さんが年長さんに手を引いてもらえない時もあります。残念そうにとあるのは、その時のことかと思われます。)
 入園するまで  一人がいい  並んで座るの嫌  手を繋ぐの嫌  等言っていた柊希ですが、心も大きく成長しているなと感じます。声をかけると「僕一人でも平気だよ。さみしくないよ。」と強がっていますが……


 この連休では驚かされました。
遠足のお知らせを読むと 「湯あがりの〜」 「さくらんぼ〜」 の続きを言える事にびっくりしました。柊希は得意げに笑っていました。(理事長注:参照)
またリトミックのライオンの歌だと思いますが、楽しそうに歌い、ライオンになりきっていました。
 「お母さん」を口ずさんだり……心から楽しんでる様に……
前にお話しした通り、手遊び・ダンス等はほとんどせず、興味をもった事は少しするという状況でした。ですので幼稚園での様子をお聞きし、驚くばかりです。
先生の引きつける力が素晴らしいんだなと、柊希を見ていて日々伝わってきます。
いつも全力で向き合い受け止めて下さり本当にありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。


理事長注:
 俳句指導について一言
赤ちゃんに言葉を教えたという意識は、どのお母さんもお持ちではないでしょう。しかし2年ほどすれば、かなりの言葉を話すようになります。
人間の子供の一番の能力・特徴は、しぜんに周りの真似をし、苦も無く記憶し、身に付けていくところにあります。
幼児期のこの能力は、とてつもなく高く、子供は周りの真似をするのが得意なのです。


 安松幼稚園では、国語教育の一分野として、俳句指導を行っています。
お手紙にありました 「湯あがりの〜」 「さくらんぼ〜」につきましては、
     「湯あがりの  尻にべったり  しょうぶかな」 (小林一茶の句)
     「さくらんぼ  一粒ごとの  ひかりあり」      となります。


現在の日本の国語教育においては、格調高くリズムある文章を暗唱させ朗唱させるという面が欠けています。
先に述べましたように、幼児期は暗唱する能力は限りなく高く、この発達段階を見逃す手はありません。
 何事も楽に記憶できる幼児期にこそ、五・七・五のリズム、そして短い文章の中に楽しい内容が詰まっている俳句に触れさせることは、子供の発達段階にあっているのです。情操も豊かに育つこと、請け合いですよ!!

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参観は感動の一言 今でも涙が
 ―― この1ヶ月で心身共にグーンと成長 ――

年少きりん組 萩野千明

千代田先生、兵埜先生
 いつもお世話になり、本当にありがとうございます。
先日の参観は 感動! の一言で、今でも思い出すたびに涙しております。
 芝生で楽しそうに元気いっぱい走り回る姿には、夫婦共々楽しませて頂きました。
 教室での名前のカード、俳句、……泰真に話は聞いていたものの、実際に目にすると驚きの連続でした!
日々の積み重ねって本当にスゴイなぁと、改めて感じております。


 そして先日の母の日のプレゼントに続いて、「お母さんの歌」のプレゼント。
感動して涙の止まらない私に、「嬉しい時は笑うんやで!」と言ってくれた泰真。
この1ヶ月で心身共にグーンと成長した様子に、また涙があふれ、泣きすぎて泰真に怒られてしまいました……(苦笑)
先生方のご指導のおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。


 この1ヶ月、先生にお話を聞いたり、笑顔の写真を頂くたびに安心していたのですが、「大丈夫かな……」という不安もまだ少し……。
でも参観での様子に、その不安も吹き飛びました!
これからは、ドーンと送り出したいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。


理事長注:
 授業参観での感動、また「これからは、ドーンと送り出したいと思います。」のお手紙、嬉しく拝読。子供はお母さんの一歩先を行って、充分にたくましく、そして幼稚園生活を楽しみながら、親離れの過程を進んでいるようです。
お母さんも、お子さんを見守りながらも、
   ・ドーンと送り出す
   ・子供に手を出しすぎない   等の子離れを負けないでね(笑)

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社会性が芽生え育っていく過程

年少きりん組 伊藤真規子

 千代田先生
いつもお世話になっています。


 入園からあっという間に一ヶ月が過ぎ、幼稚園に行くのを嫌がってパジャマでの登園も覚悟していたのですが、時々「ジャンプするのが嫌よ〜」「歌うのが嫌よ〜」など言って泣く日があるものの、時間が来ると着替えて靴を履き、バス停のお友達に会うととても楽しそうにおしゃべりしながら幼稚園に向かっています。(理事長注:社会性が芽生え大きく育っていく過程そのものですね!!)


 人前に出ると全くしゃべらなくなるのを、とても心配していたのですが、委員会の際少し覗かせて頂いた時には、笑顔でみんなと一緒に体を動かしていたので、「いつもの自分が出せているかな……?」と少し安心しました。


 昨日びっくりした事があったので先生にお手紙したのですが、蒼惟が家でやる「幼稚園ごっこ」にお友達の名前が沢山出てきます。
蒼惟は決まって千代田先生役なのですが、私はクラスのお友達の名前を全く知らないので、蒼惟が言っている名前が合っているのか? そんな名前の子がいるのかさえわからず、ただ聞いていました。
クラスが一緒の○○くんのママが、入園式の日のクラス表を記念にカメラに撮っていたということで見せてもらいました。が……読めない字の子がチラホラいたので、蒼惟に聞いてみると答えたので、試しに名字を一人ずつ言っていくと、クラス全員のフルネームを答えてくれました。
毎日出席を取る際、耳で聞いて覚えたんでしょうね。(理事長エッセイ参照:H20.1子供は真似をする天才・記憶する天才)


 2歳前ぐらいには、数字やアルファベットを覚えていて(本人が興味を示したので教えました)、今は大好きな電車の名前をスラスラ言っています。親は全然ついていけませんσ(^◇^;)


 理事長先生がよく「子供は何の苦もなく漢字や俳句を覚えていく」とよくお話ししていますが、全くその通りだと思います。(理事長エッセイ参照:H16.3当園のカリキュラム 教材の捉え方…子供の発達段階に応じて)
その能力を伸ばしてあげるのは親の努めなんだろうなぁと、まだまだ親として新米な私なりに考えます。
子供の記憶力に改めて驚かされた出来事でした。


 今日の遠足は雨が心配でしたが、夕方までもちそうで安心しました。
何かお話ししてくれるか楽しみです。
又、先生が撮って下さっている写真はとてもイキイキした表情で、園での様子がよく分かるので楽しみにしています。

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先生の励ましがやる気を引き出し楽しい幼稚園生活を

年少りす組 井上典子

岸本先生、河野先生
 先日はとても楽しい授業参観を、ありがとうございました。
私が直樹の授業を見せて頂いたのは、教室だけでしたが、元気でやっている姿を見てとても安心しました。
 教室に入るまでは、「直樹は泣いてるんじゃないかな……」「私が部屋に入ったら、まとわりついて泣くんじゃないかな……」と心配していました。
でも! でも! しっかりと手を膝に置いて話を聞き、元気いっぱい俳句を詠み、名前カードも集中しているではありませんか!! びっくりです。
とっても良い表情で、私の心配・不安はふっとびました。
 「お母さん」の歌も言語明瞭で、すごく上手に歌ってくれ感動しました。
幼稚園に入園して本当によく頑張っているなぁと思っています。
やはり先生方の励ましが直樹のヤル気を引き出し、楽しい幼稚園生活をおくっているんだろうな〜と思っています。
 先日も、初めて制服のブラウスのボタンをかけることができました。(1番上はまだです……)
今までは、“できない、お母さん やって!”と言ってたのですが、体操服に着替えるようになって、ヤル気が出たようです。先生の言葉掛けの力はすごいな〜と改めて感じます。
 特に岸本先生と河野先生の話し方は、“お母さん”という温かさがにじみ出ており、りす組の子供達がとてもリラックスしているように感じました。直樹もりす組さんが大好きだそうです。
 これから一年間、たくさんの成長が見られることをとても楽しみにしております。
素敵な時間をありがとうございました。

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