お母さんからのお便り

平成21年3月
年中さんのこの1年

困っているお友達がいたら助けようという気持ちが育って

年中ばら組 吉木公美子

 岸本先生へ
美月がお世話になり、ありがとうございます。
ちょうど奥野(ま)先生のおめでたで岸本先生に交代される時、私の出産と重なり、美月にとって環境が変化する時期に大丈夫かなぁ?と、入院中も気になっておりました。が、病院に来る際にはいつもニコニコで、幼稚園であった事を楽しく話してくれる姿を見て、きっと出産を経験されている先生が大きな気持ちで支えて下さっていたんだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
 美月はまだ幼い面も残り、自分から先頭に立っていくタイプではありませんが、その個々のペースに合わせて、できた時にすごくほめて下さる岸本先生(これは安松幼稚園の先生すべてにあてはまりますが)に、美月も何事もあきらめず苦手な縄跳びも年中の間にリボン一つはつくように頑張ろうネ! と目標を我が家でたてていましたが、その目標も何とか達成する事ができ、美月にとってまた一つ自信につながったようです。
 又年少時には友達は遊ぶ人という意識から、年中になってからは何事も目標に向かって一緒に頑張っていくという仲間意識が芽生えたようで、みんなで一つの事をやり遂げる達成感も感じていた様な気がします。
 又、困っているお友達がいたら助けようという気持ちも持ってくれたようで、先日の体操クラブ後、他の子供達が降りてくるのに美月はなかなか降りてこないので「何をしているの?」と思い迎えに行くと、何やら探しているので、「何か探しているの?」と尋ねると、「○○ちゃん、ジャンパーないんやって」とそのお友達のジャンパーを一緒に探している美月の姿を見て、私は「あ〜、ほったらかしにしないで、一緒に探してくれててよかった」と思いました。そこで私がそのお母さんにジャンパー探しをしている事を伝えると、その日はジャンパーを着て来なかったということで、そのお友達は美月に、「ゴメンネ」と照れくさそうに言うと、美月は「アハハ……なくなっていなくてよかったネ」とこんな会話を聞き、私はとても心が温かくなりました。そのジャンパーも美月だけでなく、ばら組の他の2名ぐらいのお子さんも一緒に探していて、「あ〜、なんか、ばら組さんっていいなぁ〜」と感じた事を懐かしく思います。
 これから年長になりますが、そういった優しさを忘れず更なる成長を楽しみにしております。
長々となりましたが、今春からは妹(琴音)も入園し、二人お世話になります。これからも見守って頂ける事、心よりお願い致します。
ありがとうございました。

理事長注:
 心温まるいいお話ですね。
美月さんの優しさ・ばら組のお友達の優しさと共に、上記のように物事を受け止められるお母さんの優しさにも感動しました。
お母さんや先生方の優しさが、そのまま美月さんに伝わっているんですね。

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平成21年3月
年中さんのこの1年

娘達が羨ましい―――本当に感動します

年中きく組 藤原純子

 松浪先生へ
いつもお世話になりましてありがとうございます。
本日は、妹 沙弥加の一日入園の日。とても楽しみにしておりました。
「さやかは、もうすぐ年少さん ♪ 」と、姉と一緒に鞄を持ち帽子をかぶり、「先生さようなら!」とお辞儀をしたり、こっそり制服を着て照れ臭そうに嬉しそうにしています。
姉のお弁当日は沙弥加もお弁当を食べているのですが、苦手な物でもお弁当だと食べてくれます。空っぽになった弁当箱を見せて、「また作ってね! ありがとう ♡ 」とお礼を言ってくれます。
そういう姿を見るととても嬉しく、今日の一日入園がとても待ち遠しかったです。姉妹でのバス通園、色々な行事を通しての生活、一緒にホームクラスに入ったら喜ぶだろうなぁなど考えると、ワクワク楽しくなります。この1年は2人の娘にとってもとても良い思い出の1年になる事でしょう。
 奈生は、あっという間に年中さんもあと少しで終わりです。私も松浪先生ともっとお話がしたいなぁと思いながら1年が過ぎてしまいました。1年前の年中さんへの進級式の日、青色名札の年長さんになる事など想像もつかなかったのですが、今では年長さんの顔になってきました。
 私自身、奈生が一人目なので何もかもが初めてで分からない事や迷う事も本当に多かったのですが、園便りや各行事での先生方のご指導により「ぱっ!」と軌道修正されてきました。60年間も一貫した教育方針でやって来られた安松幼稚園は、本当にすごいなと思います。
 奈生が生まれてからずっと考えていた幼稚園。
ただ「自由に伸び伸びと」という名目で子供の心身を鍛えることのない幼稚園なら、私と家で過ごした方が良いのでは……など、色々と考えておりました。
 転勤の多い夫がこの地での勤務がたまたま長く、奈生は3年保育を受けることが出来ます。私達親子は、本当に強運だなと思いました。(笑)
今は、沙弥加も入園させてあげたい気持ちで一杯です。(理事長注:3年間在籍できたらいいですね!!)奈生の入園説明会の時に、理事長先生が母親を亡くした子供の詩を読まれてお話をされた内容は、今でも覚えております。あの時は、恥ずかしい位涙があふれて止まりませんでした。(理事長注:私は今でも折にふれてあの詩を思い出すと涙が出てきます。今もタイプを打ちながら目頭がジーンとしてきました。)
 本当に優しく心から納得させて下さって、喜び、感激、感動を与えて下さる安松幼稚園の先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。娘が幼稚園で精一杯頑張り楽しめる様に、家庭でも子供の安らぎの場や勉強の出来る環境を作りサポートしていきます。
 園児たちの歌う唱歌・童謡、私も思いっきり歌いたいです。素晴らしいメロディーですね。
娘達が羨ましいです。本当に感動します。
 松浪先生、すばらしいご指導を本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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平成21年3月
年中さんのこの1年

感謝の気持ちを教えて下さる安松幼稚園は素晴らしい

年中ゆり組 南由佳子

奥野先生へ
年中ゆり組もあと2日になりましたね。大変お世話になりありがとうございました。
「年中さんになったから年少さんに優しくする」と話をしてから、あっという間の1年でした。
 家ではお皿を運んだり食卓を拭いてくれたりと、お手伝いも自分からしてくれるようになってきました。
先日主人が指を怪我してしまい、包帯を巻いていました。
「僕がご飯食べさせてあげる」と、口にご飯を運んでくれました。
優しい気持ちをもつお兄ちゃんになってきたと嬉しく思いました。

 誕生会では素敵な歌を聞かせて頂きました。
6月の音楽会のDVDを観ると、年長さんの方がリズム感があり相当上手だなぁと思っていましたが、最近の年中さんも上手になり、もうそんなことはないですね。
年中のみんなニコニコ楽しみながら気持ちを込めて歌っているのが伝わってきました。ゆり組のみんなは歌が上手でスゴイ!!と思います。

 今年度から体操教室に入会して、食欲も増し体力もついてきました。
縄跳びやマラソンのおかげとも思っています。
奥野先生とお話しする機会も増え、幼稚園の様子も教えて頂いて、私にとっても楽しく充実した1年でした。

 年長に早くなりたいと毎日はりきっている和希です。
年長さんの1年、楽しく元気に、優しい気持ちを持って過ごしてほしいなと思っています。
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

P.S.
 「1年間お弁当作ってくれてありがとうございました。いつもおいしかったよ!」と、今年も言ってもらえました。
昨年よりも言葉の意味を理解して話してくれたから、とっても気持ちが伝わってきました。とても嬉しかったです。
感謝の気持ちを教えて下さる安松幼稚園は素晴らしいですね。

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