お母さんからのお便り

平成20年11月
日常生活:年少さん入園して半年

子供と正面から向き合って
    叱ってもらう事の大切さを感じ
        迷うことなく安松幼稚園に決めました

年少きりん組 孫左近裕子

 いつもお世話になっております。
侑希も毎日の幼稚園が大好きで、喜んで通園させて頂いております。
毎週金曜の帰りには「えーっ、2日も休みなん?」と、少し残念そうですが、「お父さんも休みやで」と言うと、「それやったら、いいわ。」と、ごきげんになります。
 来月の生活発表会の練習も楽しいようで、嬉しそうに話してくれたり、踊ってくれたりします。今まで ほとんど そういう事がなかったので、「余裕が出てきたのかなぁ?」と、成長を日々嬉しく思っております。今夜はお風呂に入る前に、全裸で踊りを披露してくれました。
 また幼稚園で教わったことを2歳の妹に教えたり、歌を教えたり、とても楽しそうに2人で遊んでおります。
ケンカすることもなく仲良くやっているのを見ると、我が子ながら偉いなぁと感じます。妹もけっこう悪い事をお兄ちゃんにしたりもするのですが、「お兄ちゃんだから……」と、多分、自分に言い聞かせて、怒ることもなく妹に説明してやっているのを見ると、私自身も見習わないといけないなぁと感じます。
 家で常に園歌を歌うので、妹も私もすっかり覚えてしまい、童謡のように我が家では歌っております。
かわいい我が子の成長に、家族で感心する毎日です。
心より感謝しております。

 先日の育友会でのお話(安松幼稚園の創立60周年の巡り合わせの年に勤めることの出来る幸せを感じています)ですが、平松先生ではないですが、私も安松幼稚園の先生方の一生懸命な熱さに心を打たれ、入園を希望しました。
 実は願書を頂く時に、他の幼稚園にも見学に伺いました。でもやっぱり何か求めるものが違うような気がして、もう少し子供と正面から向き合って叱ってもらう事も必要だと感じていたので、迷うことなく安松幼稚園に決めさせて頂きました。
他園では、下の子がいるお母さんが困っていても、そこの先生は見て見ぬふりで何かさびしい感じがしました。その上、見学もさせてもらえず、「○○から園の様子を見て下さい」と言われ、これでは、預けられないと感じました。
やはり合う合わないがそれぞれにあるので、きっと私には合わなかったのかもしれません。
 初めて安松幼稚園に伺ったのは“芽生え教室”のパンフレットを頂きたくて、侑希と当時まだ0歳だった妹を連れてきた時でした。
玄関を入ると、たくさんの園児が、0歳の子供にまできちんと挨拶してくれて、それも何人も何人も。とても気持ちがよかったです。「すごいなぁ」と感心したことを、今でもはっきりと覚えています。
(理事長注:安松の子供達は、色々な方に対して、自然に挨拶が出来るようになります。挨拶が出来ない大人もいる今日、考えてみればすごいことですね!!しかしこれも頭で教え込んでいるのではなく、赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じように、周りの先生や年長さんなどの会話・挨拶を聞いて、自然に身に付いていくのです。入園してしばらくすると、年少さんの口から「お早うございます」「お大事に」「行ってきます」「お帰りなさい」「ありがとうございます」「どういたしまして」「お先に」等の言葉がスーッと出てくるようになるのです。)
そして時間も考えずに(あの時は園のスケジュールも何も分からなかったので)お忙しい時間に伺ったにもかかわらず、山登先生がすごく丁寧に説明して下さいました。結局“芽生え”には……少し略……一人一人にきちんと説明して下さり、その時も、子供にも気を配って頂いて、とても嬉しかったです。
 そういうことの積み重ねが、今のご縁を作って頂いたのだと感謝しております。
説明会の時にも、まず子供の手遊びなどをして頂けたので、侑希も、園に行くのをとても楽しみにしていました。
ベビーベッドの設置や妊婦のお母さんに対する配慮も、さすがだなぁと今でも思います。 
 入園前はわりと消極的だった侑希も、今ではすっかりお兄さんに成長しました。
ハキハキしゃべる 挨拶をするなど、基本のしつけが、きちんと身について
きたようです。
 
 とても失礼なお話なのですが、園長先生の考え方と私の実家の祖母の考え方が、驚くほどに似ているのです。
私事ですが、私の実家は貝塚市で、祖母が家で薬局を開局してもう50年余になります。
とても尊敬できる祖母で、昔から仲も良く“おばあちゃんっ子”で大きくなりました。その祖母の考え方と、とてもよく似ているのです。
この前の60周年の会議で園長先生のお話を聞いて、すごくびっくりしました。
 義母も、「運動会もキビキビしているし、毎回毎回の園長先生のコメントがよく分かって素晴らしい」と、絶賛でした。
完全に、義母も義父も主人も私も、安松幼稚園の崇拝者になっています。
何よりもあんなに毎日嬉しそうに通園する侑希に、家族中が喜んでおります。
本当に毎日ありがとうございます。
2年後には、妹の望心も入園します。
どうか園長先生もいつまでもお元気で、子供達に色々な事を教えてやって下さい。
お願い致します。

 長々とまとまりのないお手紙で申し訳ありません。
平松先生のお話(理事長注:60周年に居あわせる自分の幸せを伝えるために、平松先生が、夜であっても、その自分の想いを理事長・園長まで伝えたこと)を聞いて、私も“今伝えなければ”と思い、筆をとりました。
今後ともどうかよろしく御指導お願い致します。
 
P.S. 侑希の楽しそうな発表会を楽しみにしております。
      又、家族で伺いたいと思っております。

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平成20年11月
日常生活:年少さん入園して半年

幼稚園で人の心の温かさを全身全霊で感じているようで

年少うさぎ組 井出智也子

川口先生へ
 先日は、ハッピーバースデーの歌と  花丸のプレゼント、ありがとうございました。
この間の誕生日に、「今日は皆から、ハッピーバースデーを歌ってもらった」と、嬉しそうにホクホクしていました。
 翌日の土曜日には運動会の金メダルを首にかけて、ポケットから
「ママには赤の  プレゼント!」
「パパにも大きな  あげてネ」
「みんなにあげた方が、楽しいから」と。
 少し前の話ですが、母の日には“親孝行”と言って、「ママには車がないから、浩太くんが大きくなったら車 買ってあげる」
「ママが、『あ〜しんどい』って言ったら浩太くんがお料理してあげる」等、一つ一つ考えながら、色々ママのお助けを話してくれました。
幼稚園で人の心の温かさを全身全霊で感じているようで、ママの私も心が和みます。
「お家に居るのは嫌。幼稚園が良い」って、言いきってくれます。
 
“安松幼稚園は厳しい”と、言われていますが、愛情からくる躾であることも子供なりに分かっているのでしょうね。
 まだまだ乱暴な浩太ですが、これからも季節や行事を通して、先生や友達と接して、心豊かに大きくなることを楽しみにしています。
先生、何時も子供達を見守って頂きましてありがとうございます。
 
理事長注:
 この優しさ、グーッときますね。
幼稚園での 周りの先生や年長さんなどのやり取りを聞いて、自然と身に付いていってるんですね。
とても嬉しいことです。
世の大人達も見習わなければ!!

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平成20年11月
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劇の練習楽しいんよと 家でも すごく興奮気味

年少うさぎ組 山中春奈

川口先生へ
 今日お手紙書かせてもらったのは雄生のことなのですが、この連休中、毎日「お母ちゃん、明日幼稚園?」と聞きに来まして、夕べ布団に入ってから何かそわそわしていて、横になっているのに座ってみたりしているので、主人が「雄生、明日幼稚園なんやから早く寝ろよ!」と言うと、「うん」と言いながらもまだソワソワしているので、また主人が「何な雄生、嬉して寝られへんのか?」と聞くと、「そうなんよ。早く幼稚園に行きたい」と言うのです。
で主人が「何が楽しいんや?」と聞くと、「劇の練習楽しいんよ」と言っていました。
 それからいったん寝たのですが、1,2時間したらまた起きてきて、「おしっこ行ってくるわ」とトイレに行ってから直ぐに布団に入っていましたけれど、よっぽど興奮してるんだなと、伝わってくるものがありました。
劇の練習の時って、雄生は張り切ってるんでしょうか?
家では しょっちゅう歌とセリフを言っています。
 そしてこの前も話した親戚の「マス健(坂元健児)になるんよ。雄生、俳優になりたいから、めちゃくちゃ頑張るわ!」と、すごい意気込みなんで面白いです。
発表会、楽しみにしています。
雄生は嬉しいとすぐに興奮状態になるのですが、今回の興奮(理事長注:これこそ人としての人生の船出ですよ!!)の仕方はいつもとちょっと違う興奮で、初めてみるので何か面白いです。
そんな息子ですが、どうかよろしくお願いします。

理事長注:
 すごいですねぇ!!
年少の3歳児でも、劇の練習に対して、こういう受け止め方が出来るんですね!!!
 この興奮は、一人の人間が未知なるものに対して持つワクワク感・ドキドキ感なのです。新しく初めて経験する(この場合は劇の練習)物事に対する興味・好奇心・早く知りたい やりたい という心の躍動なのです。……ノーベル賞は、こういう心を20年、30年、40年と持ち続け、多少の幸運が訪れた人に手渡される賞だともいえるでしょう……
 安松幼稚園では、教育とは、正に子供達の魂を震わし心を躍動させることだと常々考えていますが、3歳児のこの反応には、一本参りました。嬉しい降参です。
そういえば、先日の落ち葉拾いの時も、お弁当時に、上手に劇のセリフを交わしていましたよ。面白く楽しかったなぁ。

追伸:上記のマス健さんは、劇団四季の“ライオンキング”の主役のシンバ役だったとか?
    これまたすごい知り合いですね。
    未来の劇団四季のメンバーに乾杯!!

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