お母さんからのお便り

平成20年6月
園内お楽しみ音楽会

お母さん 歌って楽しいね
 ――どんどんやる気を出して――

年長梅組 柳浦ひろ子

 いつもお世話になっています。
昨日の音楽会はとても感動しながら見させて頂きました。
茉依は、音楽会をとても楽しみにしていて、毎日家でも、暇さえあれば歌を口ずさんでいました。そして練習の様子等たくさん話してくれました。
 年少の頃から歌うのが大好きで、新しく教えて頂いた歌をいつも歌って聞かせてくれていましたが、年長になって音楽会の練習が始まってから、茉依は、「お母さん、歌って楽しいね」と、ポツッと言ってくれました。
そんな風に思ってくれるようになったんだと思い、私も嬉しい気持ちになりました。
そして「今日の音楽会、どうやった?」って聞くと、「やっぱり前の日の練習は、集中・真剣ですごく厳しかったけど、本番はとても楽しかったよ」と、言ってくれたので、本当に成長したなと改めて思いました。
 年長さんになっていろんな不安もありましたが、どんどんやる気を出してくれて、先生には本当に感謝でいっぱいです。
どうぞ今後ともよろしくお願いします。(次は来月の誕生会での歌の発表を楽しみにしています。)

理事長注
 安松幼稚園の年長さんは、ある意味、体育系の高校生を見ている様な気になります。
というのも、野球部やテニス部の生徒など、大会が近づくと、家で素振りなどの自主トレを始めるでしょう。
それと全く同じで、音楽会や運動会や発表会などが近づくと、誰に言われるともなく、「家で色々と練習しているんですよ」と多くのお母さんからお聞きします。
僅か5歳児で、物事に取り組む積極性や自主性が育っているのです。
 どうしたら育つの?
それは、先生が子供達に伝えたいものを、真剣に全力で伝えるからです。先生の一生懸命さ、人が頑張っている姿は、5歳の子の心にもスーッと入っていくのです。
また音楽会や発表会が終わっても、「あれから毎日、家で歌ったり踊り続けています。よほどに楽しかったんでしょうね。」と言う話も多く聞きます。
 音楽会ではお友達と心を一つに歌いますが、そのためには指揮の先生の方をじっと見つめるという集中力が要求されます。そういう
練習を一生懸命に乗り越えたからこそ、自信をもって本番に望め、質の高い楽しみを持つことが出来るのです。
 そしてこの経験こそ、
積極性や物事に対する姿勢を育て、これから生きて行く上での大切な根っことなることでしょう!!!

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平成20年6月
園内お楽しみ音楽会

自分がすべきことをしっかりと分かって

年長桃組 谷口賜子

  先日は、笑いあり涙ありの音楽会、本当に楽しくまた感動に浸ったひと時でした。
年少さんの可愛らしい、また危なっかしい姿に和彦を重ね、“年少時代の我が子もこんな風だったなあ”と思い出し、ほんの少し前のことなのに案外忘れていることに気が付きました。
 年中さんの番になって、空気がピリッと変わった気がしました。
歌が始まって思い出したのです。
昨年の発表会で、驚く程の実力を発揮したあの時の年少さんが、この子たちなのだと言うことに! 年長さんレベルと言ってもおかしくない程の完成度だったと思います。
(理事長注:お母さんの言われる通り、率直に言って他園の年長さんを凌いでいると思います。年少時の主任の伊藤先生も喜んでおられました。)
 そのあと、年長になった我が子がどんな風に歌うのか、ドキドキして見始めたところ、本当に驚いたのは、親の方を一度も見ないことでした。
私たちが座っている場所は、その朝早く席を取りに行ったので、説明して分かっているはずなのに、こちらが目をいくら合わせようとしても、和彦の目が追うのは親ではなく、指揮をされた金物谷先生と、最後の歌の時の亀山先生のみ。
 『舞台に上がって自分がすべき事は、指揮をしっかり見ることと、おちょぼ口を縦に最大に開けて元気に歌うこと。それのみだ!』と、言わんばかりの姿でした。
『ぼく達は、先生と毎日厳しい(?)練習を積み重ねて来たんだよ』という自信が、年長さん子供たち全員一人一人の顔に満ち溢れていました。
 あんなに堂々と胸を張って気持ちを込めて歌い上げることが出来るなんて、安松幼稚園だからこそ実現できることだと心から思い
、素晴らしい先生と素晴らしいお友達に恵まれ、和彦は幸せものだなあと感謝の気持ちで一杯になりました。
 午後から主人は仕事に出かけたのですが、家を出る時に、『こんなに清々しい気持ちで仕事に向かえるなんて久しぶりやなあ。』と、嬉しそうに出掛けてゆきました。
 和彦の、年長さん達のあの誇らしげな笑顔は、きっと忘れられないと思います。
本当に本当にありがとうございました。
来年の泉の森の公演、楽しみにしています。

理事長注:
 集中力を要求される練習を乗り越えてきたからこそ、舞台の子供たちの顔には、自信・誇りが満ち溢れ、堂々と胸を張って歌うことが出来るのです。
 当然子供たちは、プレッシャーを感じたことでしょう。しかしそれを乗り越えた時に、谷口さんのおっしゃる姿になるのです。

 安松幼稚園では、子供の周りからプレッシャーやストレスを取り除くのではなくて、それを乗り越える力を付けることが本当の教育だと考えています。そしてそれは難しいことではないのです。
例えばある家庭の子供は、親の方針の下、3歳になると幼稚園の集団生活に強制的に放り込まれます。(日本の法律が幼稚園は3歳からとなっているからです)今までのお母さんとの1対1での快適な生活から、周りは誰も知らない世界に放り込まれるのですから、それは多くの子供にとってプレッシャーを通り越してストレスそのものでしょう。
それ故、1/4ぐらいの子供は、大泣きです。しかしお母さんがオドオドせずに通園させれば、約1週間で泣き止み、幼稚園にはお友達や先生がいて案外に楽しいぞと気付く様になります。これこそプレッシャーやストレスを乗り越えた証しでしょう。
 しかし今の世の中、「子供だからいいのよ」とばかりに、子供に一つのけじめを教えることをしないという風潮が広まっています。こういう風潮の中、安松幼稚園の保護者の方は、園の教育方針を理解し支持して下さるから、園長先生や全ての先生方が、自分の信じる教育をなすことが出来るのです。
 その意味では、あの音楽会は、幼稚園の先生・子供たち・保護者 の三位一体の舞台と言えるかと思います。
練習を何回も見てきているのですが、本番のあの舞台・子供たちの堂々たる一生懸命な姿を見ると、今年も大きなハンカチが必要だったようです。
 幼稚園の先生・子供たち・保護者 に対して、乾杯!!

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平成20年6月
園内お楽しみ音楽会

年長としての自覚とプライドが

年長桜組 道浦亜理

 いつもお世話になります。
そして音楽会、お疲れ様でした。
桜組最高!! でした。(親の欲目でしょうか?)
もちろんどの組も素晴らしかったのですが……とりわけ年長さんには圧倒されました。
 慧も、年長という自覚とプライドを持ってきたようで、「年長やからな」と、よく口にしています。
 6月には、誕生会も音楽会もありましたが、家でも楽しそうに練習していました。
一昨日の音楽会の舞台を観て、慧もトンネルを抜けることが出来たのだと思いました。
 そして先生方の涙を見て、こんな風に涙して下さる先生方と出会え、自分たちは何て幸せなんだろうと、より一層感動しました。
 これからも御指導よろしくお願いします。
日増しに熱さも加わりますが、どうぞお身体ご自愛下さい。

理事長注
 教育において、子供たちが自覚とプライドを持ってくるような指導・接し方がきわめて重要です。事柄にもよりますが、それぞれの年齢の発達段階に応じて、心にストンと落ちるように噛み砕いて説明し、誇りを喚起する(くすぐる)ことが大切です。

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平成20年6月
園内お楽しみ音楽会

ご褒美のハナマルを そっとポケットになおし

年少きりん組 仲野悦子

 猪田先生、金子先生、いつもあたたかく熱心なご指導をしていただきましてありがとうございます。
 また、お楽しみ音楽会の大成功、おめでとうございます。今回は年少で参観できなかったことは残念でしたが、年長になったときに参観させて頂けることを楽しみにしております。(理事長注:園内お楽しみ音楽会は年長の保護者だけの参観となっています)
 本日自転車で帰る途中、「たくさんの人の前で歌ってどうだった?」と聞くと、「楽しかったよ!たくさんの人がパチパチ(拍手)してくれて、僕うれしかった。」と、答えていました。
 そして信号で止まったときにふと後ろを見ると、ポケットに入っているはずのハンカチとティッシュを手に握り締めていたので、「どうして持っているの?」と聞くと、「落ちないようにもっているの」と答え、「何故ポケットから出したのか?」を、聞いたつもりだったのですが、その時は「まぁ、いいか」と思って帰ってきました。
 家に着いてすぐに握り締めていたものを置いて、両手をポケットの中に入れ、「はい、はなまる、もらったの。お母さん、どうぞ」と言って分けてくれ、そして「お父さんにも」と言って、残りをポケットにそっとなおしていました。
 その時の息子の顔は、一つの事を成し遂げた達成感と満足感で、嬉しそうなとてもよい笑顔をしていました。私には、また少しお兄ちゃんになったように映り、思わずぎゅっと抱きしめて、「よく頑張ったね」と、声をかけると、「たくさん頑張ったよ!」と、答えていました。
 これも猪田先生、金子先生や他の先生方の極め細やかな素晴らしいご指導のおかげだと感謝しております。これからもよろしくお願い致します。

理事長注:ハナマルについて
 園児たちが一生懸命頑張って何かを成し遂げた時、先生は黒板に大きな花の丸を描いて、子供達にドーンと放り投げるパフォーマンスをし、ハナマルをプレゼントします。
もちろん、そのハナマルは、想像の中で、空中を飛んで園児一人一人の心やポケットの中に入っていきます。
 そして家に帰って、お母さんやお父さんにプレゼントするのです。
3歳の園児にとっても、目には見えないけれど、世の中には大切なものがあるということが分かっているのですね!! 驚きです!!
続いてハナマルについて、もうお一人の感想です。どうぞ続けてお読み下さい。




知優の心の中にずっと残るハナマルよ

年少きりん組 坂田真由美


 昨日、音楽会を終えて、「先生に大きな花マルもらったの」と言って、手を広げて見せてくれました。
 「重たいよ。このハナマルは、風で飛んで行かないんだって (^o^) 」と話してくれました。
 私も「知優の中にずっと残る花マルよ。」と言うと、嬉しそうにしていました。
この自信と達成感を積み重ねていってほしいです。
 余談ですが、主人にもそのことを話すと、「いい幼稚園やな。パパも行きたいわ」と言って、会社へ行きました。
 今後とも色々とお世話になることも多々あると思います。私も出来ることは家庭でやっていきたいと思いますので、また色々な出来事など、お話を聞かせて下さい。
よろしくお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。

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平成20年6月
園内お楽しみ音楽会

安松幼稚園の行事は心が満ち足りて

年長桜組 辻本美穂

 先日は、素敵な音楽会をありがとうございました。
安松幼稚園の行事は毎回感動させられ、考えさせられ、驚かされで、今回も最高の時間を過ごすことができました。
 とても心が満ち足りて、素直に子供を褒めてあげたい気持ちでいっぱいになりました。
どの学年も一生懸命さが伝わり、他の子供たちを見ても、目がウルウルになりました。
 特に?!桜組の歌い方は素晴らしいと実感しました。
気持ちの入れ方や表現力の豊かさ、強弱の伝え方、本当に完璧で最高でした。
 “野に咲く花”の歌はとても心に響き、歌詞の一つ一つの意味がとても重く、考えさせられる歌でした。
 “世界がひとつになるまで”は、年長全員ということで、迫力が大変あり、胸が苦しいほどビンビン伝わり、感動しっぱなしの歌でした。
この感動を忘れることなく!!と思い、早速にCDを購入して、子供と一緒に歌っているんです。
 ここまで練習をして仕上げて頂き、先生方には大変感謝の気持ちで一杯です。
子供の可能性の無限さを見させて頂きました。
本当にありがとうございました。

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園内お楽しみ音楽会

安松幼稚園に出会えて本当によかった

年長桃組 橋野美子

 いつもお世話になっています。
昨日の音楽会は、とても素晴らしかった。
 一ヶ月の間で、先生の目をはなさない年少さん
大きな声で、こちらまで何か大きな元気をもらって、涙が止まりませんでした。
 年中さんは、みんなが一つの心にまとまり本当に素晴らしく、先生の日頃の指導がとてもよく表れていました。
 年長さんはいつもながら、生きていく勇気や命の大切さを教えてくれる気がしました。
本当にありがとうございました。
ビデオがとても楽しみです。 

 安松幼稚園に出会えて本当によかった。
子供たちも、この感動を持ち続けて欲しいです。
先生たち、本当にお疲れ様でした。

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園内お楽しみ音楽会

心を込めて歌います

年長桃組 家治智子

 いつもお世話になりありがとうございます。
昨日の音楽会は、園児達や先生方のパワーに圧倒されて、とても感動しました。
直前に1週間ほど休んでしまい、先生方には調整等でご苦労をおかけしたことと思います。
 思えば、年少・年中の音楽会では、当日歌い切る事ができるかなど、色々な意味で心配していましたが、今年はそういった不安よりも期待の方が大きく、実際に息子の堂々と歌う姿を見て、最後まで安心して楽しむことができました。
 年長としての課題がクリアできたかどうかはわかりませんが、「彼なりの頑張り」が見られて、大変嬉しかったです。(帰ってから家族皆でしっかり誉めてあげました(笑))
亀山先生、梛木先生をはじめ、すべての先生方、どうもありがとうございました。

 その後、亀山先生と理事長先生から温かいお手紙を頂きました。
その中に、『音楽会の前日、亀山先生がクラス全員に「明日の音楽会は、何に気をつけて歌いますか」と問い、クラスの一人一人が応えました。慧さんは「心を込めて歌います」と応えました。』とありました。
 そんな立派な事が言えるようになったのか……と思うと、胸が熱くなってきました。
最近の慧は、その日の幼稚園の出来事を一生懸命に伝えてくれるので、園での生活もよくわかり、私たちも会話をするのがとても楽しくなってきました。
これも幼稚園や周りのお友達など、良い環境に恵まれているからだと思います。
今後も色々とご配慮を頂くと思いますが、よろしくお願い致します。

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園内お楽しみ音楽会

二年間待ちに待った音楽会

年長桜組 横尾涼子

 藤原先生 最高〜〜 でした。
二年間、待ちに待った音楽会でした。
今までは、DVDを見ては涙を流し……。親の私が本当に楽しみにしていた音楽会でした。
 年少さんを見て、大夢もこんな風だったんだなぁー.可愛いいなあーと思い。
年中さんは、ついこの間までこんな感じだったのに、しっかりしてきたなぁーと思い。
年長さん、いつの間にこんなに大きくなってと思い、涙  涙  でした。
 「ほたるの歌、歌うねん」と、息子が言うので、和真くん家族と一緒にほたるを見に行き、『本当にほたるはピカピカ光ってキレイだなぁー。ピカピカ光って金持ちだなぁー』と、興奮していました。
 “野に咲く花のように”も、私達は裸の大将がイメージにあり、昼寝をさせて夜更かしをしテレビ放送を見て、お母さん達は“野に咲く花のように”を覚えたよーという話をしました。
 息子に「泣いてたやん。お母さん……」って言われ、私は「年長さんの一人一人が集まって、凄くお母さんの胸にドーンと来て、涙が出たと話をしました。
一つ行事が終わり、ホッとしたと同時に、寂しい思いもあります。
 息子は寝る前に、「僕の歌、お空こえて、〇〇まで届いたかなぁー」と言ってて、私は、「大夢の〇〇に届いたはずよ。嬉しくて大きくなって凄くお兄ちゃんになったよって、泣いているはずよ」って、話をして寝ました。
本人は、「うん、うん」っと……。

 長くなりました。
先生方もお疲れ出ませんように。

理事長注:
 私の心にジーンときたお便りでしたので掲載をお願いし、快諾頂きました。

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園内お楽しみ音楽会

先生方もお友達もみんな日本一です

年長桃組 橋本美佳

 先生方、今年も「素晴らしい音楽会」本当に有難うございました。
毎年あれだけの御指導、安松幼稚園の先生方だからこそ出来るのだと思います。
 惟里は歌が本当に大好きで、今回も家でずっと練習していました。
自分の歌う歌は勿論、“野に咲く花のように”は、もうしょっちゅう口ずさんでいましたし、年少・年中の歌もよく歌っていました。
 楽しみながら頑張る事が出来る様になり、上手になり、達成感を味わえるなんて、何て素晴らしい事でしょう。
 
    元気いっぱいの中で優しさも厳しさも教えられる先生方
                 本当に安松の先生方は日本一です

 年長になりマラソンも経験し、今までより更に「やれば出来る」という事を身体で覚えた惟里の歌う姿を見てとても大きく感じました。
身体ごと歌う姿、赤ちゃんの時からお兄ちゃんの音楽会のDVDを見て、ノリにノッてた惟里が精一杯歌う姿を見て、目頭が熱くなりました。
我が子の走る姿、歌う姿、こんなに我が子を見て泣けるのも安松幼稚園だからです。
 強くなると同時に優しい思いやりも育ち、お友達が病気で休んでいるととても心配しています。それには、主人も私もとても喜んでいます。
 毎日絵本の読み聞かせを続けているせいか、最近すごく一人前の会話が出来る様になったなぁと思っています。食事を与えるのは体の栄養、絵本の読み聞かせは心の栄養だと思って、これからもずっと続けていきたいです。
 先生方、本当に御世話様でした。
有難うございました。
どうかお疲れ出ませんように。

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