お母さんからのお便り

平成19年3月
年中さんのこの1年

先生方に 感動 そして 感謝
 この1年で 4月の不安げな顔が本当に楽しそうな顔に変化

年中ゆり組 森岡和子

 桜の開花の季節を迎え、我が家も春の訪れを楽しみにしている日々です。
猪田先生をはじめ全ての先生方、1年間本当にありがとうございました。
昨年の4月、待ちに待った安松幼稚園の入園、親子共々緊張しての園生活のスタートを切った事が昨日のようです。 
 ・4月の遠足、バスに乗った喜びをキラキラした瞳で語ってくれた事
 ・夏のプール、嬉しさのあまり転げてしまい口を切った事
 ・音楽会では元気がありすぎて、 ……少し略……
 ・生活発表会では、娘のたどたどしい毎日の説明では、出し物“花笠”が劇である事
  が分からず、歌なのか踊りなのか、ただただ「頑張ってね」と激励した日々でした。
  毎日のお迎えの車の中はいつも歌声で、あっという間に家に着いていました。
  妹も、毎日歌を聞く中で、すぐに覚えて一緒に歌うのですが、それは厳しいお姉
  ちゃん先生が、発声練習・足の開き方・家に戻っても歌詞カードがあるつもりで、
  何も書いていない壁に向かい、棒で歌の説明をします。
  本当に微笑ましい風景でした。
そして毎日楽しく通っていた娘が唯一淋しそうな顔をしていたのは、猪田先生が病気で休まれていた時でした。
「今日は来てると思うねん」と言って毎朝家を出るその言葉の中に、娘の中での猪田先生の存在の大きさを感じました。
 又、折々に写して頂いた写真をアルバムにしているのですが、先日、1年が経ったとの思いで改めて1枚ずつ見ていますと、体の成長と共に、4月には不安げな娘の顔が本当に楽しそうな顔になっている事に、親として嬉しくなりました。
これも先生方が子供達一人一人に対して全力で取り組んで下さっているからだと実感します。
 娘の同級生で、公立幼稚園や天使幼稚園に通っているお母さん方は、私に、「安松幼稚園は厳しいやろ」とか、「親が怒られるんやろ」と、言われます。
私は、こんな時は、担任の先生の子供達に対する姿勢の素晴しさや、平松先生の子供の一瞬の体調の悪さを見落とさないで対処して下さった事園長先生は人間として当たり前のことを教えて下さる事、そして岸本先生の事を話します。岸本先生は、芽生え教室に一回指導に来られた数日後、上の子をお迎えに行った帰りの玄関での挨拶の時、名札もしていない芽生え教室の次女に、「ふうりさん、さようなら」と、声を掛けて下さったのです。
あまりの驚きに、私が「さようなら」を、言い忘れました。岸本先生は十数年ぶりの職場復帰とお聞きしていましたが、なんという集中力なのかと感動しこのような先生方に守られながら子供達が園生活をおくっていることを感謝すると共に、この事をそのお母さんに話しました。すると、さっきと反対に「すごいなぁ」と言ってくれました。
話す事は大切だと思います。本当にありがとうございました。
……少し略……
親子共々、思い出多い1年になる様に頑張りますので、ご指導宜しくお願いします。

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平成19年3月
年中さんのこの1年

話をしっかり聞くことが出来るようになり礼儀も良くなりました

年中きく組 中谷英美

 いつもお世話になりありがとうございます。
あと少しで年中生活も終わりますが、我が子ながら、心身共ずいぶん成長した様に思います。
 先生方の生徒への接し方には、もちろん毎日大変だと思いますが、いつも感謝しております。
 習い事でも、先生の話をしっかり聞く事が出来るようになり、ふざけることなく礼儀も良くなったと感心しています。
いろんな場面で、やはり他の幼稚園の子達とは、ずいぶん差がでてきたと思います。
また春から下の弟も入園させて頂きます。
何かとご迷惑かけると思いますが、今後共よろしくお願い致します。

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平成19年3月
年中さんのこの1年

何事にも大きな声ではきはきと
―― 安松幼稚園の子供達は知らないお母さんにも
    声をかけてくれる  こっちが見習わなければ ――

年中ばら組 桐野彰子

 お世話になっています。
この1年早いもので、年中さんが今日で終わりですね。
春の頃は、年中さんらしくなるかと心配でしたが、最後の参観日を見て、クラス全員が「自分が発表し聞いてもらいたい」という強い気持ちが表れていましたネ。
一人ずつの発表も、大きな声ではっきりと答えを言っているのを見て驚きました。

 今の時代、なかなかはっきりと、自分の事なりそれ以外でも話せない子が多い中、安松幼稚園の子供達は、知らないお母さんにも声をかけてくれるので、こっちが見習わないと と、思うこともあります。
 この春からは年長さん、本人もすごく楽しみにしているようで、来年の今頃の成長が楽しみです。
 下の妹も、この春より年少でお世話になりますが、芽生え教室に行っていたこともあり、最初はお母さんと行くと言っていたのが、最近では「お姉ちゃんとバスで行くよ!
幼稚園では楽しいこといっぱいするし、お友達や先生いっぱいいるから淋しくないよ」と言って、制服を着るのを楽しみに待っています。
もちろん最初は泣くかとは思いますが、それも成長の一つとみて……
 この1年、いろいろご指導ありがとうございました。
4月からも2人お世話になりますが、今後とも宜しくお願い致します。

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平成19年3月
年中さんのこの1年

ものすごい変化に驚いて――色々と自分で進んでするように

年中きく組 田所恵子

 秋人の変化ですが……
歯みがき・シャンプー・体を洗って拭くこと 等を、ここ何日か前から自分で進んでするようになりました。
仕上げだけは手伝わせてねとお願いしても、断られることもあります。
 今までは気まぐれで終わっていたのですが、今回はよく頑張っていると思います。
ちょうど、縄とびに挑戦して、よく跳べたというご褒美のリボンが付いた頃からなので、その自信からなのかなと思っていたのですが、年長になろうとする意識もしっかり持っているんですね。
 本当にものすごい変化で驚いています。
まだまだじれったいと思う事も多いのですが……
きく組での残り1ヵ月、よろしくお願いします。

理事長注:
   
当園では、何ものにもまして、子供の誇り・自立心を育んでいきたく思っています。

縄とびに挑戦して、辛抱して練習した結果、ご褒美のリボンをつけてもらうこと
入園時は、年長さんに、手を引いて教室まで連れて行ってもらった経験
年長さんに色々と遊んでもらったり、面倒を見てもらった経験
先生からの「人を助けるために、自分の命を犠牲にした一般の方やお巡りさん等々」の、園児の心を奮わす話を数多く聞いた経験

以上のような経験の積み重ねが、子供達のやる気・積極性・誇り等を育てていきます。
研修に来られた現場経験の豊富な保育士さん全員が、当園の子供達の間にケンカが本当に少ないという感想を話されます。
それは、子供達の心の中に、人間としての誇りが育っているからだと嬉しく思っています。

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