お母さんからのお便り

平成18年3月
進級に当たって

連絡が密で 全員の先生が知ってくれていて
  とても助かりました

年少りす組 桐野彰子

 早いもので入園してから1年になりますが、骨折により、入園初日からギブスでの通園で、親の方も心配から始まりました。
 子供は、毎日元気に張り切って登園し、帰ってからは、先生方の話や園の話をしてくれていました。が、給食が始まり、好き嫌いの多い青葉は、最初は嫌々ながらも幼稚園が好きだったので登園していましたが、突然登園拒否状態になり、パジャマや私服で無理やり連れて行った日もありました。
しかしそんな時、亀山先生をはじめ園の先生方全員が連絡を密にしてくれていて、相談の電話をしても全員の先生が知ってくれていたので、最初から説明をしなくても今の状態だけ言えばすぐ伝わったので、とてもありがたかったです。
 骨折の時もでしたが、園の方でフォローをして頂いていたので、泣いている子供を安心して園に送り出せたように思います。
 今では、家の食事も少しずつではありますが、食べる種類も増え、野菜なども、「お腹の中を掃除してくれるし、大きくなりたいから」と、先生に教えてもらったと言って、口にしてくれるようになりました。
 最近では字に興味があり、知っている字があると読んでみたり、書けそうな字はまねしたり、「年中さんになるから頑張る」と言って、進級することを楽しみにしているようです。
 この1年でまだまだな事もありますが、それ以上に精神的にはかなり成長したように思えて、本当に安松幼稚園に入園させて良かったと思っています。これからの成長もとても楽しみです。
 本当に1年間色々な事がありましたが、ありがとうございました。そして進級してもご指導宜しくお願いします。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

この1年間 先生のおかげですごく成長

年少うさぎ組 我孫子越子

 早いものであっという間の1年間でした。
この1年間の友里の成長には、すごく感心させられるものがありました。
 最後の参観の前ぐらいに、友里と鳴き声でのあてっこをしていました。
知らないだろうと思いながら、「ホーホケキョ」と言うと、すぐに「ウグイス」と答えたので、私がびっくりしました。「知ってたの?」と聞くと、「幼稚園で先生に教えてもらった」と、言っていました。
 それから後に、テレビに梅の木が映っていると、「これ、梅の木やろ。“梅の木の小枝にウグイスがとまって、ホーホケキョと鳴いて、もう春ですよ”と、教えてくれるんやで」と言った時には、とても驚きました。
 家では教えきれない事を、1年を通して、いろんな季節・行事ごとに教えていただき、とてもよかったなぁと思いました。
 それから幼稚園に持って行き過ぎなくらい、先生に家で描いた絵を持って行ったりしていましたが、最近では、紙をはさみで切って貼ったりするような事も増えてきました。
 その度に、かわいい手の込んだお返事を先生から頂き、またそれが嬉しくて書くという繰り返しでした。かわいいお返事に、私まで元気をもらい楽しく読ませていただきました。お忙しい中ありがとうございました。
 この1年間、先生方のおかげで、すごく成長できた事を心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

このようなプレッシャーを乗り越える経験が、人を人として育てていくのですが、最近の学校教育の中ではその価値が忘れ去られています。そしてこういう自分の体を通しての経験が、「優

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

日本人の子供として恥ずかしくないとは

年少きりん組 斉藤由美子

 早1年間、本当にお世話になりました。
しばらくの間、知らない土地で知らない人々と関わりながら生活していく事になります。
 ドイツに行くことは分かっていたので、年少では幼稚園に入れず、そのままドイツに連れて行くという選択もあったのです。が、子供が2歳ごろに、準備でドイツに行った時、日本人の躾の甘さ・いい加減さを指摘されたように感じました。そこで、日本人の子供として恥ずかしくない状態で連れて行きたいと考え、安松幼稚園に入園させました。
 今の美優にとって、この1年は、安松幼稚園が生活のすべてであり楽しみでもありました。年中さんや年長さんに助けてもらいながらの園生活は、充実したものでした。
 園を離れるということで、今少し不安定な状態にあるのも事実ですが、安松でみんなと仲良くしていくことや、精一杯がんばること、自分というものをしっかり持つ事など、色々な事を学んだおかげで、きっとドイツでも美優らしく、明るく元気に過ごしてくれる事と信じています。
 私自身も安松幼稚園の先生方のおかげで、自分の子供の事を信じ見守りながら後押ししてやるということが出来る様になってきました。彼女の頑張りと可能性を信じて、頑張ってこようと思っています。
 また年長さんで戻ってきましたら、先生方にご迷惑をかける事もあると思います。今後ともよろしくお願いいたします。


理事長注:
 日本と全く異なる文化を体験する事は、とても意義のあることだと思います。
心身の健康に留意され、元気に戻られる事を願っています。


理事長注:
 「言葉のシャワー」とは、当園の大切にしている事を、的確に表現して頂きました。子供にとって(否、全ての人間にとって)一番残酷な事は、無視される事・先生からの言葉かけがないことだと、常々先生方と話しています。
 先生が、子供たちにどんどんと言葉かけをし、また子供達の話したい事をじっくりと聞く。ここから全てが始まります。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

安松でよかったと思える瞬間

年中ゆり組 吉田裕子

上原先生、いつもお世話になります。
 「明日で、ゆり組も終わりやなぁ」と、綾生と話をしていて、この1年のことを色々思い出していました。
 最初はまだ年少がぬけきれず大丈夫かなぁと心配していたら、音楽会のビデオを見たりすると年中らしくなったと、安心して毎日送り出すことができました。
 行事のことはあまり話をしてくれませんが、友達の名前や「?くんがなぁ…」と、園でのことは話してくれるようにもなりました。上原先生の名前はよく出てきます。話をしている時に用事をしようとすると、「ママ、話はちゃんと最後まで聞かなあかんで!!「上原先生とか他の先生は、聞いてくれるで!!」と、この間の参観後の安井先生の話を思い出しました。
 (理事長注:「安松幼稚園の先生の大切にしていることの一つは、子供の話をじっくりと聞いてあげること・また先生から子供達にどんどん話しかけること」が、参観後のホールでの話でした。
理事長エッセイ「国語力がすべての始まり――人との関わりも言葉から――」
山登先生のエッセイ「すべては子供の話をゆっくりと聞くことから始まる」もご覧下さい。)
 運動会……親がハラハラドキドキ……年少さんや年長さんを観ていても、感動でいっぱいになります。どのお母さんやお父さんも、自分の子供以外の子にも応援しているのを見ると、「安松でよかった」と、思える瞬間です。
そう思える時が1年の間に何回もあって、綾生にとっても私にとっても幸せなことだと思っています。
 行事の後に「どんな気持ち?」と聞くと、「ん?、胸がドキドキしてた」と必ず言います。でもその顔がとてもいい笑顔でニコニコしています。他の園では出来ないレベルの経験と、全力でやり通したという思いと、緊張感があって、本人もまた一回り大きくなったなぁと思って、喜んでいます。
 2学期後半ぐらいからちょっと落ち着いてきて、年中らしくお兄ちゃんになったなぁと思うこともありました。小さい子にも優しくできるようになった事、お手伝いも進んでするようになった事、重いものを持ってると「僕が持ってあげる」と自然に声が出る事 等、すごくたくましくなりました。
……少し略……
 最近、姉のクラスで、女の子のいじめがありました。……少し略……

問題があると、すぐに対応してくれる安松幼稚園の先生がいてくれたらなぁと
 (理事長注:園児間のトラブルやお母さんの心配の解消は、スピードが大切だと思っています。種類によっては長い目で見守るべき問題もありますが、基本は、一時も早い解決であり、昨今の小・中学校でのいじめの問題などは、まさに一刻も早い対応が必要です。が、現実は……?)
……少し略……
また小学校へ行った子で、「安松の先生は話をよく聞いてくれたのに、小学校の先生は、あとであとでばっかりで全然聞いてくれへんで!」という話もよく聞きます。
綾生は、安松の先生方が話をちゃんと聞いてくれるので、他の大人の人にも、習い事の先生にも、堂々と…時にはしゃべりすぎ!というくらい話しが出来るようになりました。ありがたく思っています。
会話が出来るようになるのは、とても大切な事ですね。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

近所の人に自分から挨拶できるようになりました

年少りす組 上田由美

 手のかかる頑固な健太朗を、根気よく見守って下さり、有難うございました。
 先日、梅の花を見に散歩に出かけたところ、恥ずかしがりやの息子が、近所のおばあちゃんに、自分から照れくさそうに挨拶をしていました。
そんな恥ずかしがりながらも自分から挨拶している息子の姿を目にし、成長の喜びと感謝の気持ちで一杯になりました。
 1年間ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。


理事長注:
 昨今、挨拶の出来ない多くの大人がいる中で、わずか年少3歳児で、
自分から近所の人に挨拶ができるようになった事、本当に嬉しいお便りです。
 少し以前に、ある方から「安松幼稚園に入園させると、どうして自然に挨拶ができ、元気にお話を出来るようになるのですか?」と質問されたことがあります。私は「先生や、先輩の年長さん年中さんとの間で、挨拶や色々な会話が元気よく飛び交っています。そういう環境の中に入ると、新入の3歳児や4歳児も、自然に挨拶や会話が身につくんですね。」と答えました。
 それは、赤ちゃんが知らないうちに、自然と言葉を覚えるのと同じなのです。全く苦労は無いのです。まさに「学ぶ」という言葉の語源が「真似る」ということを実感させられます。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

あ っ と い う 間 の 1 年

年少きりん組 坂口由佳里

 去年の4月に入園してから、あっという間の1年でした。
安松幼稚園が大好きな娘は、園生活を通して、
   ・人に対する思いやりや
   ・一生懸命に物事に取り組むことにより、集中力や忍耐力が育ち
   ・自分の思いや考え感じた事を、言葉で表現する力が身につき

この1年で、本当に大きく成長したと思います。
 本当に1年間、ありがとうございました。
4月から年中ですが、どんな風に成長していくのか今から楽しみです。
これからも宜しくお願いします。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

こ の 1 年 の 熱 い ご 指 導 に 感 謝

年少うさぎ組 近江矢祐子

 先生方、1年間、本当にお世話になりました。
川崎先生の涙が、この1年の熱いご指導を物語っているようで……、本当にありがたいことです。
 初めの頃の心配をよそに、
   ・音楽会では大きな口を開けて歌う姿
   ・運動会では整列の時、足元の印を見て、隣のお友達に「ここやで」と言ったり
   ・発表会では、先頭で移動するところもありと
家では、甘えたり我がままなところが多い駿介ですが、幼稚園ではしっかり頑張っているんやなぁと感心しました。そして
   ・二科展入選とびっくりすることも……
どれここれも、先生方の熱心なご指導のお陰と、本当にうれしく感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
 年中・年長と、また成長を楽しみにしています。
どうぞ今後とも、ご指導よろしくお願いします。

H18.3 進級に当たって トップへ
平成18年3月
進級に当たって

楽しんでいる娘から大きな感動をもらって

年中ばら組 町谷ひとみ

 1年間、大変お世話になりました。
この1年、娘は毎日楽しく幼稚園に通うことができました。そして幼稚園が大好きになりました。こうなれたのも、先生方が毎日、明るく楽しく優しく熱心にご指導して下さったおかげです。深く感謝致します。
 1年を通し、
   ・友達が増える喜び
   ・一緒に遊ぶ楽しさ
   ・努力する事の大切さ
   ・物事を成し遂げた時の達成感
このような感情を持つ事ができ、娘の心も大きく成長したと思います。
 年間にたくさんの行事がありましたが、一つ一つに大きな力を発揮し、生き生きとした表情で取り組む姿に、胸が一杯になりました。特に発表会は素晴らしかったです。楽しみながら歌い踊る娘に、大きな感動をもらいました。
 先生の熱意が子供達にもしっかりと伝わっているからこそ、子供達も精一杯力を発揮し、一つ一つの行事が素晴らしいものになるのだと思います。子供達もすごいですが、先生の力は本当にすごいです。
 1学期に、友達とうまくコミュニケーションがとれなかったことがありました。私も少し神経質になり、相談させて頂きました。あの時、親身になって話を聞いて下さった事、本当に嬉しかったです。そして翌日には、本人たちだけでなく、クラス全体にお話して下さったことを聞き、思い切って相談して良かったと思いました。安松幼稚園には、こういう先生がいて下さるんだと思うと、大変心強かったです。
 (理事長注:園児間のトラブルやお母さんの心配の解消は、スピードが大切だと思っています。種類によっては長い目で見守るべき問題もありますが、基本は、一時も早い解決であり、昨今小・中学校でのいじめの問題などは、まさに一刻も早い対応が必要です。)
娘は先生の事を「優しいよ。でも怒られる時はこわい。でも萌、先生大好き!!」と、言います。先生は、いつも子供達を全身で受け止め、子供と同じ目線で接し、しっかりとけじめをつけて指導して下さっているのですね。
 そして私たち保護者に対してもよく声をかけて下さり、私の方からも話しやすい環境を作って下さった事に感謝致しております。
……少し略……
1年間、本当にありがとうございました。

H18.3 進級に当たって トップへ