お母さんからのお便り

平成25年10月
日常・誕生会・転園

素 敵 な 涙

年中ばら組 高山弘美

 誕生会、ありがとうございました。

本日の感動の余韻が残っている間に、想いをお伝えしたくペンを執りました。


 帰宅してから改めてビデオを見てみますと、瑞生が左近さんのお話の時から泣いていたことに気が付きました。

「この時、どんな気持ちだったの?」と聞いてみますと、最初はうまく説明できずに「うーん……」と言っていましたが、「何でもいいよ。話して」と言うと、「左近くんのお母さんの話、すごくいい話やってなー、聞いてたら勝手に涙出てきて、ちょっと恥ずかしかった」と言いました。

 そして誕生会に一緒に行った祖母の話の時のことを尋ねると、

「すごく嬉しかったん。ママのお話もね。じゃあ、また勝手に涙出てきた」とにっこり。

それを感動するって言うんやで。すごく素敵な涙なんよ」と話し、思わず抱きしめました。

このような涙を見たのは、初めてのことです。

 自分のことだけでなく、お友達や周りの人のことでも同じように心に響き感じてくれたこと……心の成長を感じることができ、本当に嬉しかったです。

そして最後に一言。瑞生が「いい誕生会やったなぁ〜」ですって……笑いながら、また泣きました。

 祖母は、「誕生会でのお子さん自慢大会って、どういうことかなぁと思ったけど、終わってみてその意味がよく分かったよ。

誕生日を祝うだけでない素晴らしい会やったね。いいもの見せてもらったよ。また来年も呼んでね」と言ってくれました。

安松幼稚園での誕生会は、たくさん誉めてもらって、愛してもらっていることを実感し、それが自信となり、子供の成長につながっていくんだなぁ〜と感じました。


 素晴らしい時間を過ごせたこと、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。


理事長注:

 上記の高山さんの文からお解り頂けると思いますが、安松幼稚園の誕生会では、出席の保護者の方から園児のいいところを語り自慢してもらい、出席者全員で、喜びお祝いするのです。とてもアットホームな会なのです。

 さて、このお手紙を拝読して、お兄ちゃんの樹生さんが約3年前に、年中で転入してきた時の出来事を思い出しました。

6月のお楽しみ音楽会に向けての練習時に、年長さんの歌っている『やさしさに包まれたなら』を聞いて、感動の涙が自然と出てくるというお話でした。

 私は、人間に必要な資質を一つあげよと言われたなら、感性(感受性)であると、断言します。「ここは感動するところですよ」なんて事は、感動していない人間に、何千語費やしても、伝えることは出来ません。

 感性の大切さを強く感じますので、次の稿に、平成22年6月に頂いたお手紙を、再度up しておきます。感性の大切さを想いながらお読み下さい。

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平成22年6月
日常・誕生会・転園

先生方の熱意ある指導から引き出された
            子供の溢れんばかりの感性に涙

年中ゆり組 高山弘美

 いつもお世話になりありがとうございます。

先日の音楽会は本当に素晴らしく感動しました。

そして、どうしても先生方にお伝えしたい事があり、お手紙を書くことにしました。

 安松幼稚園の音楽会は、私達親子にとって初めての音楽会でとても楽しみにしていました。

安松幼稚園に入るまでは、家ではあまり歌ったりすることは少なかった息子ですが、音楽会の練習を始めてからは、毎日とても楽しそうに歌って聞かせてくれていました。

手の表現も私は初めて見まして、前の幼稚園ではなかったことなので、一体なぜ手を動かしてるんだろうと思っていましたが、本番を見てその意味が大切さがよくわかりました。(理事長注:脱力してのどを楽にし、伸びる綺麗な声を出すためです)本当に一生懸命に先生の指揮を見て追って真剣に歌う子供達の姿に涙が溢れました。

先生方の熱意ある指揮にも感動しました。心より感謝申し上げます。


 

 息子は、音楽会が終わった今も毎日よく歌っています。その中の出来事なのですが、主人とともに涙したことがありました。

 息子はよく「年長さんの声はすごくきれいやねん」と言っています。

特に『やさしさに包まれたなら』が好きなようなので、CDを聞かせてみました。すると息子は、「これ、違う……」と言いました。(以下、私達の会話です)

  • 「何が違うの?」
  • 「声も違うけど……年長さんが歌ってるやつ聞く方がいい」
  • 「どうして?」
  • 年長さんの、きれいやねん。とくにな、あの『カーテンを開いて……目に映るすべてのことはメッセージ』が好きや。あれ聞くと、涙出てくるん。
     「なんかなぁ、勝手にぶわーって出てくるん」
  • 「どんな気持ちなの?」
  • ……きもちよくて……あったかくてなぁ……やさしい気持ち。
    いつも練習で聞いてて、幼稚園で泣いてしまったん、恥ずかしいからかくしたけどな
    」と、ニッコリ笑いました。

 息子の言葉に夫婦で驚き、涙がこぼれました。

まだ“感動”という言葉を知らないのでこのような表現になっていますが、息子の気持ちは十分に伝わりました。息子も、私と同じように、大人と同じように、歌を聴いて感動していたのですね。

 このような事は初めてです。

歌うということだけでなく、このような素晴らしい体験をさせて頂いたこと、本当に嬉しく感謝致します。

 そして息子は、「僕も年長さんになったら、あんなに歌えるようになりたいなぁ。」と、言いました。

もうなんだか……息子の成長に夫婦で涙です。

 年中から入園(理事長注:忠岡町の幼稚園から転入)させて頂き、まだ3ヶ月ですが、この3ヶ月で息子が学び成長したことは、とても大きく大切なことだと思いました。

これも先生方の日々の熱意と誠意ある指導のおかげだと思っています。

 しつこいくらいですが……本当に心より感謝申し上げます。

これからもよろしくお願い致します。


理事長注:

 入園して僅か3カ月、このような豊かな感性が引き出されました。

子供達は元来このような感性・能力を潜在的に持ってはいますが、何かの出会いがなければ表には出てこないのです。「指導から感じられる先生方の熱い気持ち」「1年先輩の年長さんの綺麗な歌声」がきっかけとなって、高山さんの感性が見事に引き出され、それと共に、僕も年長になったらあんな風に歌いたいなぁというやる気・積極性も引き出されました。

 この豊かな感性を非常に大切な事と受け止められたご家庭にも敬意を表します。

先生のもっとも大きな仕事は、子供の本来持っているこのような感性・情操を引き出し、やる気を育てることにあります。私も、このお便りには、読む度に涙が溢れました。

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平成25年10月
日常・誕生会・転園

結果ではなく 過程を認め ほめ 励ますことの大切さ

年中ばら組 左近望

 お早うございます。

温かい お誕生会、ありがとうございました。


 今日も早朝、走ってきました。

昨日の誕生会でのお祝いメッセージ、主人に何を言ってるか分からんと言われ(笑)……。
(理事長注:前項にあるように、左近さんのメッセージに、感動の涙を流してくれたお友達もいたんですよ!!(笑))


 年中になり、5月から始めたマラソン。

最初の頃は、走って歩いての繰り返し。

今では私より本気を出したら、勝つことでしょう。

今日までの間、「イヤや」「走りたくない」「ママ、手をつないで走ろう」と、スランプの時期があった時、先生、クラスの皆の応援で、祐樹は頑張ってこれました。

ありがとうございました。


 どうしても私は、祐樹に目先の成績をついつい求めがちですが、先生は努力の過程を大切にして下さり、頑張ったことを心から認め、ほめ、励ましてくれます。

認められると、祐樹も期待されることに喜びを感じ、また頑張りたいと粘りが付いてくるんですね。

私も、心から「認め」「ほめ」「励ます」ように、心がけたいと思います。

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平成25年10月
日常・誕生会・転園

安井先生のお話が 私の子育てと躾のすべてとなり

年長桜組 淡輪恵美

 懇談の時に相談させて頂いたことですが、……少し略……については、心配が全くなくなりました。ありがとうございます。


 最近は周りにも目配りが出来るようになり、莉梨が服を脱げないで困っていると、脱ぎ方を教えてくれたり、手伝いも自分から進んでやったり、とても優しいお兄さんになっていました。

 運動会の練習中も、帰り道で「もっと練習やりたかったなー」と、よく言っていて、本番のリレーでは負けてとても悔しくて、「もう1回運動会やりたいなぁー」と。

心も体も、とてもたくましくなったなーと思いました。

本当にありがとうございます。

……

残りの幼稚園生活を思い切り楽しんでほしいなと思っています。


 私は子供が生まれてから、どうやって育てればいいのかとても不安で、……少し略……近くに子育てについて相談する人もいなかった為、育児書をお手本に生活する日々でした。

安松幼稚園に入園してからは、安井先生のお話が、私の子育て・躾のすべてとなり、各先生のアドバイスを基に、試行錯誤してきた子育てでした。


 厳しすぎたかなと思ったこともありましたが、今の理人(理事長注:優しさと負けん気やる気がある)を見ていると、これで良かったと思えるようになってきました。

 安松幼稚園のお陰で、私もここまで来ることが出来ました。

これからもよろしくお願い致します。


理事長注:

 最初から、子育てが完璧な人なんていないでしょう。

ベテランであっても、ちょっとした失敗はするものです。

子育ては、根本的なことさえ踏み外さなければ、誰だって試行錯誤しながらですよ。

ガチガチにならずに、両親のゆったりとした気持ちが、とても大切になります。

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平成25年10月
日常・誕生会・転園

研究授業時の素敵な写真
  ―――安井先生の写真は その場の状況が伝わって―――

年長梅組 髙幣紗代

安井先生、川口先生へ

 いつもお世話になり、ありがとうございます。

写真ありがとうございました。

川口先生が話してくれていた通り、本当にとてもよい表情をしていました。

1枚は、とても楽しそうに笑っている写真でした。

もう1枚は、とても真剣な顔をしていました。

 安井先生の写真は、その場にいなくても、その時の状況が伝わってくる写真だなぁと思います。

また大切な写真が増えました。

ありがとうございました。

またこれからもよろしくお願い致します。

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平成25年10月
日常・誕生会・転園

最高の写真です(涙)

年長梅組 塩谷さやか

 いつもお世話になりまして、ありがとうございます。

先日も、素敵な写真をありがとうございました。

 幼稚園から帰って来て、さくらが一言。

「今日は、お母さんの嬉しいお手紙がありますよ〜!!」(ちょっぴり先生口調(笑))と、嬉しそうに写真を鞄から出してくれました。

 いつもの事ながら、どの写真も自然と笑顔になる写真ばかりです。

中でも運動会のリレーの写真。

この写真には、涙がこぼれました。

運動全般、苦手なさくらが、必死に走っている写真。

その目はおどおどした目ではなく、まっすぐ前だけを見て真剣そのもの。

左手はしっかりこぶしを作り、右手はチームのバトン。

今までに見たことのない姿の写真でした。

そして何より、その後ろで走りながら見つめてくれている川口先生の愛情あふれる表情にくぎ付けになりました。

最高の写真です。(涙)


理事長注:

 ここまでお誉めにあずかると、恥ずかしさで、穴に入りたくなります。(笑)

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平成25年10月
日常・誕生会・転園

転園に際しての想い
  ―――本当に以前より逞しく
   自分らしさを明るく表現できるようになり―――

年長梅組 阪口公美

梅組ご担任 川口先生 矢田先生へ

 去年の10月に転入させて頂いてから一年間。

一年間という本当にあっという間の安松幼稚園での充実した時間を、親子共々過ごさせて頂きまして、本当に感謝の気持ちで一杯です。

 出来れば、卒園まで安松幼稚園でお世話になりたかったというのが本音です。

理事長の安井先生はじめ、園長先生、川口先生、そして他の先生方々の子供達への教育は、愛情・熱心さを心底、感じさせて頂くものでした。

3年間、安松幼稚園でお世話になりたかったなぁと、夫婦共々話しています。

 しかし、この1年間で、雄翔は、本当に以前より逞しく、自分らしさを明るく表現できるようになったことを、本当に感じます。

このように成長させて頂けたのは、安松幼稚園の先生方々のお陰です。

心より感謝致しますと共に、親子共々、安松幼稚園をいつまでも忘れません。

本当にありがとうございました。


 安松幼稚園での思い出は、とても楽しく、生き生きとした毎日でした!

負荷を掛け、それを乗り越えた時の達成感を沢山味わさせてくれる幼稚園で、雄翔が1年間のうち、得たものは大変大きかったと思います。

 私も主人も、行事ごとに楽しませて頂け、子供の成長に涙したりできる体験をさせて頂きました。また先生方からの話では、色々と親も気づかされる事があり、勉強させて頂きました。

 大人になり、忘れかけていた、本気で何事にも挑戦していく姿勢は、どの行事でも気づかされた気がします。

 最後になりましたが、今後とも安松幼稚園の益々のご発展、先生方々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます


理事長注:

 昨年の秋に安松幼稚園に転入され、1年後のこの秋に、遠くへ転出となりました。

わずか1年間でしたが、「本当に以前より逞しく、自分らしさを明るく表現できるようになったことを、本当に感じます。」というお便りを頂き、涙があふれました。

引っ越し先においても、優しく逞しい雄翔さんであると信じています。

皆さんもお元気で!!


 また雄翔さんの曾祖母にあたる方からも、「安松幼稚園に変わってよかったね。と、ひ孫の成長の様子を両親から聞いて私は嬉しく喜んでいます」とのお便りも頂戴していました。併せて、皆様のご多幸を念じ申し上げます。

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