理事長エッセイ

平成16年12月

平成17年新春 第2回 唱歌・童謡コンサート in 泉の森
   安松幼稚園児(年長5歳児)出演の嬉しいお知らせ

理事長 安井俊明

 12月の生活発表会も終わり あるお父さんから、「何事にも真摯な態度で一生懸命取り組むことの大切さ、そしてそれを通してしか得ることのできない感動や成就感、そしてこれらの感動や成就感が子供の成長を大きく促すことになるんですね」という趣旨のお手紙を頂きました。
多くの保護者の方が、当園の最も大切にしていることに心から共感くださる、こういう関係があってこそ、学校教育(幼稚園は学校基本法の第1条で学校と位置づけられています)が効果を上げ得るのだと、改めて嬉しく思っています。
来春の唱歌・童謡コンサートについてお知らせします。



経 緯

 「唱歌・童謡を通じて、時代を超えて残すべき日本の文化を子供達に伝えたい」という当園の主張に賛同された産経新聞が、昨年(15年度)1学期のお楽しみ音楽会を取材に来られたことは、現在 年中・年長の保護者の多くの方がご存知だと思います。
 その後 当園に対して、「安松幼稚園の園児たちとプロの歌手が一緒になって、唱歌・童謡を歌うコンサート」の企画と、その立ち上げを手伝ってほしいとの依頼が、産経新聞と泉佐野市からありました。
 そこで今年(平成16年)の1月12日に、安松幼稚園の年長児104名が、
「平成16年新春 歌おう日本のこころ 唱歌・童謡コンサート in 泉の森」に出演し、大好評を博しました。(H.P.で ご覧頂けます)


 さて今年度ですが、泉佐野市の担当者は引き続き実施したいという意向だったのですが、泉佐野市の財政難から各行事の予算がカットされ、今年は泉佐野市・産経新聞社「ウェーブ産経」主催のコンサートは、結局は中止ということになりました。


 そういう状況の中で、昨年参加した年長児の保護者から、「子供たちにとって、あんな大舞台を踏めてとても素晴らしい経験になった」という多くの声を頂きました。また園児自身の様子を見ても、「ドキドキしたけど、やったー!!」という、自分が経験することからしか育たない成長の跡が多く見られました。
 昨年のコンサートを振り返ったとき、安松幼稚園の園児にとって
   (1)プロの歌手との共演という大舞台
   (2)“プレッシャー”を乗り越え、“ドキドキする楽しい緊張(緊張を楽しむ境地)”
   (3)心一つにして歌うという力の出しっ切り
   (4)物事を成し遂げた後の達成感や喜び             等々の経験は、今後の成長にとても価値があると考え、コンサートをどうしたものかと悩んでいました。


 そんな折、今年(平成16年)の1学期のお楽しみ音楽会に参観に来られたオペラ歌手の花篤孝子さんと、「唱歌・童謡コンサートを、何とか継続したいですね」という話になり、費用面も含めて検討しようということになりました。
 色々検討した結果、安松幼稚園が主催者となり、花篤さんのお仲間に協力を得ながら、引き続きコンサートを継続することを決定しました。子供たちにとって非常に意味のある経験をという願いと共に、日本の文化を次代に伝えるという観点も、併せて大切にしていきたく思っています。
 

     日時  平成17年1月15日(土)午後2時?4時
     場所  泉の森小ホール
 


 コンサートは2部に分かれ25?26 曲 歌われますが、当園の園児(年長児)の舞台は、
次の10曲の予定です。

   ・1部のオープニングの2曲(他の出演者と共に)
   ・1部の最後の5曲(当園の園児のみ)
   ・2部の最後の3曲(他の出演者と共に)

 
     嬉しい新春コンサートのお知らせでした


    一緒に聴きましょう!!  一緒に歌いましょう!!

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